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関節をポキポキ鳴らすのは、なぜ体によくないのか?【コラム19】

整体師・理学療法士の矢口です!

「骨をボキボキやる施術なんですか?」

とよく聞かれます。

結論から言うと私の施術は、
骨をボキボキ鳴らすようなことは
しません。

なぜかというと、

関節が緩くなりすぎる危険性

があるからです。

あなたも、
指をポキポキ鳴らしたことは
あるでしょうか?

私も子供のころ
よくやってましたが、
指を強く曲げると

ポキっ

という音が面白いですよね。

ではなぜ、
このような音が
鳴るのでしょうか?

これは、
関節を強く曲げることで

関節内の圧が高まり、

関節内に気泡が生じ、

それがはじけるために
音が鳴ると言われています。

荷物を梱包するときに
緩衝材として空気を入れて
密封したビニール袋を
使いますよね。

そのようなビニール袋を潰すと、
パン!と音を立てて割れるのを
イメージできますか?

圧によって、
音を立てて割れます。

ポキポキ鳴らすことで、
鳴らす前よりも
曲がりやすくなり、
柔軟になると感じるでしょう。

関節包などの組織が
緩むからですね。

気持ちよく感じられる
かもしれませんが、

じつは気を付けたほうがいいんです!

ビニール袋に圧をかけて
割ったときに、
当然ビニール袋の一部が破れます。

破けたものを
もとにもどそうとするのは、

大変ですね。

同じように、ポキっと鳴らした時、
関節も破れているのです。

その損傷が小さいために、
痛いとは感じないのですが、
じつは組織を傷つけています。

そのため、
ポキポキ鳴らしてばかりいると、
小さな損傷が積み重なり、

関節が緩くなりすぎてしまう
という可能性もあります。

ポキポキ鳴らすことは、
痛めてしまうリスクが
あることを考えると、

やや、注意したほうが
良いと思います。

ポキポキ鳴らさなくても、
柔軟性を出す方法は
いくらでもあります。

安全に緩めていくことこそ、
大切だと思います。

そのための関節を
柔らかくする

関節モビライゼーション

をぜひ、やってみてくださいね!

やり方、方法を、YouTubeで語っています。

よかったらぜひ、ご覧くださいね。

~体の不調改善&美容効果UP~

著者・矢口拓宇が実演!「体がゆるむ!整う!自分でできる関節モビライゼーション」(徳間書店)2024.3.29刊行

【①解説編】
https://youtu.be/5TLjz0o4dYo

【②実践編】
https://youtu.be/k0_8QEalUR4

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